プロジェクトスタジオQ
所在地:福岡県福岡市
竣工年月:2017年12月
延床面積:75.87m 2
設計:若原アトリエ
竣工年月:2017年12月
延床面積:75.87m 2
設計:若原アトリエ
+鴛海達矢建築設計事務所
施工:飯尾建設株式会社
写真:針金洋介(針金建築写真事務所)
施工:飯尾建設株式会社
写真:針金洋介(針金建築写真事務所)
アニメ・CG制作のためのスタジオ
公式ホームページはこちら
CGアニメーションのクリエイター育成を目的とした『プロジェクトスタジオQ』は、「スタジオカラー」・「ドワンゴ」・「麻生塾」の三社共同プロジェクトとして2017年に設立されました。本計画はそのメインスタジオとして、博多駅近くのテナントビルの一室をリノベーションしたものです。
室内は受付、アトリエ、打合わせ室(畳の間)の三要素で構成されています。各領域が独立しつつも繋がりを持つよう“障子”、“柱”、“間仕切”を「緩やかな境界線」としてデザインし、さらに障子の柔らかな光によるグラデーションが室内に奥行きを与え、それぞれが質の異なる居場所となるように設計しました。
室内は受付、アトリエ、打合わせ室(畳の間)の三要素で構成されています。各領域が独立しつつも繋がりを持つよう“障子”、“柱”、“間仕切”を「緩やかな境界線」としてデザインし、さらに障子の柔らかな光によるグラデーションが室内に奥行きを与え、それぞれが質の異なる居場所となるように設計しました。
またアトリエの作業机も空間ユニットとして設計。一枚のシナランバーを効率的に使いながらディテールを省略することで、創作の場に相応しい素朴な机が完成しました。ここでは各ユニットを工場制作とすることで現場での作業を極力減らし、工期短縮にもつながっています。
インテリアに使用した自然素材は地元九州から採用しました。杉板は熊本の「小国杉」、和室の畳表は福岡の「博多華織」、杉柱は宮崎県産を使用しています。
本スタジオから次世代を担うクリエイターが数多く誕生する事を期待しています。
インテリアに使用した自然素材は地元九州から採用しました。杉板は熊本の「小国杉」、和室の畳表は福岡の「博多華織」、杉柱は宮崎県産を使用しています。
本スタジオから次世代を担うクリエイターが数多く誕生する事を期待しています。